飲食店の中では、ドリンカーと呼ばれる、ドリンクを専門に作るポジションがあります。
オーダー通りにドリンクをひたすら作っていくのが仕事です。基本的にはドリンクを作るだけなので簡単そうに思えますが、今回はそのドリンカーの仕事内容やコツについてご紹介していきます。
目次
ドリンカーの仕事内容
まずはドリンカーの仕事内容についてみていきましょう。お客様のオーダーどおりのドリンクを作って提供するのが仕事です。これだけ聞くと、簡単そうに思えますよね。
ただ、飲食店の場合、ドリンカーはだいたい1人しかいません。忙しいことが分かっている日などは2人いることもありますが、基本的には1人でやっています。結婚式や披露宴などのブライダルバイトでも同じで、ドリンクを担当するバーのスタッフも、1人か2人のことがほとんどです。
お店の規模や披露宴などの人数にもよりますが、1人もしくは2人で全てのドリンクを作らなくてはいけないと思うと、急に大変そうに感じますよね。
実際、提供するドリンクの種類が多いと、びっくりするくらい注文が立て込むときがあります。1人でやっているとパニックになってしまいそうですが、慌ててしまってグラスを割ったり、オーダーの種類や数を間違えたりすることがないようにしなくてはいけません。
慣れない間は作り方を間違えずに作ることに精一杯で、ほかのことに気が回らないかも知れませんが、何度もやるうちに効率よくまわせるようになりますよ。
こんな単発バイトあります!
ドリンカーの仕事を効率的にやるには?
ドリンクの種類が多くても、効率的に作ることができればお客様をなるべく待たせずに済みます。ではどうしたら効率的に作ることができるのか、見ていきましょう。
①ドリンクの作り方を覚えておく
前提というより最低限の条件ではありますが、提供するドリンクの作り方をすべて覚えておくと効率よく作ることができます。オーダーが入るたびに作り方を確認していたら、その分時間がかかってしまいます。
慣れない間は難しいかも知れませんが、ドリンクの作り方は誰にでも覚えることができます。初めのうちはとにかく数をこなして、簡単なものから作り方を覚えることを意識しましょう。
自分が普段飲んでいるお酒の作り方を調べてみたり、家で作れる簡単なものからやってみたりすると覚えやすいです。特にお酒が好きな人は、自分が好きなお酒の作り方を調べてみるといいですよ。
ドリンクの作り方についてまとめた記事がありますので、ぜひ読んでみてくださいね。
ドリンクメニューの紹介【焼酎・日本酒編】 接客業・飲食店のバイト術!
ドリンクの作り方【ジン・ウォッカ編】 接客業・飲食店バイト術!
ドリンクの作り方【ワイン・ウイスキー編】 接客業・飲食店のバイト術!
ドリンクの作り方【ビールカクテル・ノンアルコールカクテル編】 接客業・飲食店のバイト術
ドリンクの作り方【カシス・ピーチ・カンパリ編】 接客業・飲食店のバイト術!
②手を早く動かすことを意識する
慣れないうちは作り方を確認しながらやるので難しいですが、慣れてきてからも意識しないと手が早く動かないこともあります。同じような作業ばかりですが「なるべく早く作る」ということを意識して、タイムロスをできるだけ減らしていきましょう。
無意識でも手が動くようになると、どんなに注文がきても大丈夫です。
③できるだけ同時進行
こちらも効率を考えると当たり前かも知れませんが、同時進行できるものは同時進行したほうが作業としては早く進みます。
まずは作ろうとしているオーダー分のグラスを用意してから作り始めるようにしましょう。ドリンクごとにグラスが違う場合もありますが、作る分のグラスを出しておくだけでも、そのあとの作業が減るので効率は変わります。氷が必要なドリンクのグラスには、グラスを用意したときに一緒に氷も入れておくと後が楽になりますね。
④時間のかかるものから作る
ビールのように注いでそのまま出せるものもあれば、お湯割りや水割り、カクテルなど作り方が複雑なものまでいろんなドリンクを作るのがドリンカーです。オーダー順に提供することを考えたら、オーダーが入った順番どおりに作っているだけでは効率的にはできません。
作るドリンクによってかかる時間が違うので、オーダーが立て込んでいるときは特に時間のかかるものから先に作り始めて、同じ卓のオーダーは同じタイミングで出せるようにすることを意識しましょう。
ドリンカーはドリンクを作る以外のこともやっている
ドリンカーの仕事はドリンクを作ることですが、ドリンクが忙しいときはキッチンやホールも忙しくなっています。そんな中で、自分の仕事だけに専念できたらいいですが、そうはいかないものです。ではドリンカーには何ができるでしょうか。
ホールスタッフがキッチンとホールを何度も行き来しなくていいように、呼ばれているテーブルの近くのテーブルなどで用意できているドリンクがある場合は、一緒に持って行ってもらえるようにドリンクを作れるといいですね。
同じように、キッチンで作っている料理と同じテーブルのドリンクが注文されていたら、料理の出来上がりに合わせてドリンクを作ると、ホールの人手が足りていないときでも効率よくホールの業務をまわすことができます。
キッチンとホール、ドリンカーが連携することで、お店全体を効率よく回転させることができるようになります。ドリンカーはひたすらドリンクを作るだけだと思っていた方もいるかと思います。ただ、お店全体のことを考えると、それだけをやっているわけにはいきません。
始めは戸惑うことも多いと思いますが、続けていくうちにお店に合ったやり方や、自分がやりやすい方法を見つけていきましょう。
ドリンカーのバイトを探すなら「バリプラ」で
今回はドリンカーの仕事内容やコツについてご紹介してきました。効率よくドリンクを作るためにはいくつかコツがありましたが、ドリンクの作り方は誰にでも覚えられます。お酒が好きな人や一度やってみたいという方は、まずは単発バイトから始めてみてはいかがですか?
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