ブライダル人材確保の新たな手法 -アフターコロナのブライダル業界-

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「スポット人材」「副業・複業人材」の活用

 コロナ禍でブライダル業界の人材不足は加速し、より多くの人材を集めなければならない状況が続いています。採用手法自体を見直し、効率化、DX化を進める時期に来ているでしょう。

 人材確保の新たな手法として着目したいのが「スポット人材」や「副業・複業人材」の活用。具体的には、「フリーランス」や、インターネット経由で単発で仕事を請け負う「ギグワーカー」という働き方をしている人たちが、スポット的に勤務できる体制を作るということです。今や約5割の企業が副業を解禁し、2021年3月時点のフリーランス人口は1670万人と、労働力人口全体の24%を占めています。そのうち「ギグワーカー」は160万人で、複数の仕事を「複業」している人もいます。

スポット勤務可能なオペレーション体制を

ホテル ブライダル バイト 初出勤 注意点

 スポット勤務は、その時間帯の報酬は高くなりますが、採用経費、社会保険などの直接的な労務管理費用がかからないため、トータル的には人件費を抑えられます。コロナ禍でブライダルのサービス部門から離れた人、航空業界や百貨店業界での経験があり接客や接遇、おもてなしの高いスキルを持った人がスポット勤務に入れば、サービスの質も向上します。

 そのためにはサービス部門の業務や教育体制も併せて見直し、固定のスタッフだけでなく、スポット的に勤務する人も対応できるオペレーション体制を整えなければいけません。サービス部門だけでなく、より専門性の高いプランナー職においても、結婚や出産などライフステージの変化で離職した人たちがスポット的に勤務できる体制を作れば、人材不足解消につながるでしょう。

「バリプラ」は、スポット人材の採用にも対応

 ギグワーカーやフリーランスは、インターネット上で仕事を探しその場でマッチングを行う流れが定着しているので、スポット人材の採用は、求人媒体に募集を載せ応募を待つという従来のスタイルでは難しいところがあります。ホテル・ブライダル業界をはじめとする接客業・飲食店のバイト探しアプリ(サイト)「バリプラ」では、最短で打ち合わせ当日の求人掲載・翌日の採用が可能で、式場側の採用業務の効率化やDX化を実現できます。

ブライダル産業新聞 バリプラ
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