ホテル、ブライダル施設、レストラン、居酒屋、バーなどで用意されるドリンク類。サービススタッフは、お客様からのオーダーを受け、バースタッフが作ったドリンクを配膳するので、どんなドリンクがあるのか知っておきたいところです。そこで今回は、接客業・飲食店で働きたい方に向けて、カシス・ピーチ・カンパリを使ったカクテルの作り方を紹介していきます。
目次
カシスを使ったカクテル
カシスは、和名で「クロスグリ」と呼ばれるベリー系の果物です。カシスを原料にしたカクテル向きリキュールとしては、「クレームドカシス」という種類がよく知られています。 「クレームドカシス」は、アルコール度数を15度以上にするという規定があり、多くのメーカーは16~20度に調整の上製造しています。
①カシスオレンジ
・カシスリキュール 45ml
・オレンジジュース 適量
を氷の入ったグラスに入れ、軽く混ぜます。
②カシスソーダ
・カシスリキュール 45ml
・炭酸水 適量
を氷の入ったグラスに入れ、軽く混ぜます。
③カシスグレープフルーツ
カシスリキュール：グレープフルーツジュース＝1：3
を氷の入ったグラスに入れ、軽く混ぜます。
④カシスウーロン
・カシスリキュール 45ml
・烏龍茶 適量
を氷の入ったグラスに入れ、軽く混ぜます。
ピーチを使ったカクテル
桃を原料とするピーチリキュールは、アルコール度数の高いお酒「スピリッツ」に桃を漬け込んでエキスを溶け込ませ、その後、桃のスピリッツを蒸留し、糖分・甘みを加えたものです。アルコール度数はメーカーによって異なりますが、15～20%度ほど。桃の果実を使用したあらごしのネクタータイプのリキュールだと、5~8%とさらに低いものもあります。
①ファジー・ネーブル
・ピーチリキュール 45ml
・オレンジジュース 適量
を氷の入ったグラスに入れ、軽く混ぜます。
②ピーチウーロン
ピーチリキュール：烏龍茶＝1：3
を氷の入ったグラスに入れ、軽く混ぜます。
「ピーチウーロン」は、別名「レゲエパンチ」とも呼ばれます。
③ピーチフィズ
・ピーチリキュール 40ml
・レモンジュース 20ml
・砂糖 5ml
・炭酸水 適量
を氷の入ったグラスに入れ、軽く混ぜます。
④ピーチミルク
・ピーチリキュール 45ml
・牛乳 適量
を氷の入ったグラスに入れ、軽く混ぜます。
こんな単発バイトあります！
カンパリを使ったカクテル
「カンパリ」は、オレンジピールやコリアンダーなど約60種類の原料が使われている、イタリア生まれのリキュールです。アルコール度数は、ストレートで25度になります。鮮やかで美しい赤色は、着色料で出しているそうです。
①カンパリソーダ
・カンパリ 45ml
・炭酸水 適量
を氷の入ったグラスに入れ、軽く混ぜます。
②カンパリオレンジ
・カンパリ 40ml
・オレンジジュース 20ml
を氷の入ったグラスに入れ、軽く混ぜます。
③スプモーニ
・カンパリ 30ml
・グレープフルーツジュース 45ml
・トニックウォーター 適量
を氷の入ったグラスに入れ、軽く混ぜます。
材料の一つである「トニックウォーター」は、炭酸水に糖分、柑橘類の皮から出るエキスを加えた清涼飲料水です。糖分や香料が含まれない炭酸水と違い、トニックウォーターはすっきりとした甘さがあります。
④アメリカーノ
・カンパリ 30ml
・スイートベルモット 30ml
・炭酸水 適量
・レモンピール 1個
を氷の入ったグラスに入れ、軽く混ぜます。
ちなみに「スイートベルモット」は、白ワインベースにハーブやスパイスを漬け込んだフレーバードワイン「ベルモット」のうち、甘口のものを指します。
参考サイト：
「カクテルレシピ – Liqueur＆Cocktail – サントリー」https://cocktailrecipe.suntory.co.jp/wnb/cocktail/top/temp__top
「カクテルエフ・リカー」https://cocktail-f.com/
フルーツ系カクテルをインプットして、仕事に役立てよう！
今回紹介したカシス・ピーチ・カンパリを使ったカクテルは、お酒が苦手な人でも飲みやすい、人気の高いドリンクです。ホテルの宴会、結婚式の披露宴、レストラン、居酒屋などで働くサービススタッフは、ドリンクオーダーをたくさん受けるので、名前や材料を抑えておけば、接客時に安心です。
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