ホテル、ブライダル、レストラン、カフェ、バーといった接客業・飲食店でバイトをするとき、最もよく扱うものの一つが、グラスです。お仕事中何度も触るものですが、繊細で割れやすく、取り扱いには注意が必要です。
そこで今回は、接客業・飲食店バイトで扱うグラスの種類と、それぞれの正しい持ち方について解説していきます!
目次
接客業・飲食店バイトで取り扱うグラスの種類
まずは、接客業・飲食店のアルバイトでよく取り扱うグラスの種類をご紹介します。バイト前に覚えておけば、よりスピーディーに仕事がこなせますよ!
①シャンパングラス(フルートグラス)
シャンパングラスは、シャンパンやスパークリングワインを注ぐためのグラスです。シャンパングラスにも細かく種類があり、その中の一つで最もメジャーなのがフルートグラスです。なお、ホテル・ブライダルのバイトにおいては、ほとんどがフルートグラスのため、総称としてシャンパングラスと呼ぶ場合が多いです。
シャンパングラスは勢いよく注ぐと、泡が立ちすぎたり溢れてしまうのでゆっくりそっと注ぎましょう。
↓詳しい注ぎ方はこちらの記事で紹介しています↓
ホテル&ブライダル業界 バイト術! ワインの注ぎ方
こんな単発バイトあります!
②ワイングラス(赤・白)
ワイングラスも、接客業・飲食店でよく使われます。白ワインのグラスよりも、赤ワインのグラスの方が一回り大きい場合があります。施設によって赤と白のグラスを使い分けていたり、一緒の場合もあるので、事前に確認しておくと良いです。誤って逆に注いで提供しないようにしましょう。
ワイングラスは赤と白で注ぐ量が決まっています。白ワインはグラスの1番膨らんでいる部分から少し下、赤ワインは白ワインのさらに下が目安です。
③タンブラー
タンブラーはワイングラスのような脚がついていない、細長いグラスです。カクテルやソフトドリンク、チェイサーなどを注ぐ際に使われます。
④ゴブレット
ゴブレットは、ワイングラスよりも低い脚つきのグラスです。ビールやソフトドリンク、ミネラルウォーターなどを注ぐのに使われます。脚がないタイプのものもゴブレットと呼ぶことがあります。
⑤ピルスナーグラス
ピルスナーグラスは、ビールを注ぐときに使うグラスです。細い脚つきのものと、脚がついていないものがあります。
⑥ロックグラス
ロックグラスは、背の低い円筒状のグラスで、小型のタンブラーに分類されます。ウイスキーや果実酒のロックを注ぐ際に使われます。
⑦ショットグラス
ロックグラスよりも小さく、30~90mlのものが主流のショットグラス。ウイスキーやリキュールのストレートを注ぐ際に使われます。
基本的なグラスの持ち方
①脚付きのグラスの場合は脚を持つ
シャンパングラスやワイングラスなど、脚付きのグラスの場合は、脚を持つようにします。お客様の口が触れるグラスのふちや、そこに近いドリンクを注ぐボウルの部分は衛生的に良くないので持たないようにしましょう。
②脚のないグラスの場合は、下の方を持つ
タンブラーやロックグラスなどの脚のないグラスは、グラスの下の方を持ちます。この場合も上の方を持つと、お客様の口が触れる部分に手が当たり、不衛生になってしまいます。
③複数持つ場合は手のひらで持つ
複数個のグラスを持つ場合は、グラスの底を手のひらで持つと持ちやすいです。それぞれの指を添えて安定させます。逆に胴体の部分を指だけで持とうとすると、不安定かつ滑りやすくなり危険です。手のひらの安定する部分を探して、自分のやりやすい持ち方を見つけてみてくださいね。
事前の予習で失敗のないアルバイトを!
今回紹介したグラスの種類や持ち方は、バイト前に事前に予習することで周りと差をつけることができますし、自分自身も安心してお仕事ができるようになります。家のグラスで練習しておくのもおすすめです。
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