ホテルや結婚式場、ゲストハウスで行われる結婚披露宴。そこで料理やドリンクの提供をしゲストをおもてなしするのが「サービススタッフ(配膳人)」です。カジュアルレストランのアルバイトとは違い、一流の接客技術が身につくホテル・ブライダル業界のサービススタッフは、どのような仕事を行っているのでしょうか。
今回は、披露宴のサービススタッフの1日の仕事内容をご紹介します!
未経験の方は、こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
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披露宴サービススタッフの仕事の流れ
①会場のセッティング
まずは披露宴に向けての会場準備から始まります。
具体的な作業内容の例はこちらです。
- シルバー、グラスのセット
テーブルクロス、ショープレート、ナプキンは前日準備でセットされていることが多いです - 引出物のセット
- 席札のセット
- テーブル番号札のセット
引出物、席札などのセットは、基本はアシスタントスタッフが席次表を見ながら行い、サービススタッフは補助のみ行います - サイドテーブルの準備
予備のシルバーやグラス、おしぼりや爪楊枝を準備しておきます - Barの準備
氷を運んでおいたり、グラスにリキュールだけ入れておくなどします
②バックヤードの準備
会場セッティングが終わったら、次はバックヤードの準備です。
バックヤードではこんな準備を行います。
- カップ&ソーサー、スプーンの準備
この3つのセットをたくさん作っておきます - ミルク、砂糖の準備
- バター、オリーブオイルの準備
バターを切り分けたり、オリーブオイルを注ぎ分けたりします - 飲み物の補充、準備
ソフトドリンクなどをペットボトルからピッチャーに移します - グラス、お皿の拭き上げ
披露宴中はとても忙しいので、自分たちが動きやすいようにバックヤードの準備はしっかりと行いましょう。
③打ち合わせ(ブリーフィング)
準備が終わったら、サービススタッフ、アシスタントスタッフ、キャプテンが集まって打ち合わせ(ブリーフィング)を行います。ご両家のお名前や披露宴の進行の流れ、コース料理の種類、ドリンクメニューの内容などを共有します。必ずメモを取っておき、分からないことはこの時に質問・確認をしておきましょう。披露宴が始まってしまうと慌ただしくなって、ゆっくり質問する時間がなくなってしまいます。
こんな単発バイトあります!
④披露宴開始
いよいよ披露宴のスタートです!結婚披露宴は、レストランでの食事とは大きく違い、今日までに多くの労力と時間、そして費用がかかっています。新郎新婦や親御様、ゲストの皆様が楽しく幸せなひと時を過ごせるよう、忙しくても、未経験でも、明るく丁寧なサービスを心がけましょう。
⑤片付けと翌日のスタンバイ
披露宴が終わり、お客様が全員帰られたら会場の片付けをします。グラスやお皿を下げ、テーブルクロスをはがし、床の掃除などを行います。片付けが済んだら翌日の披露宴のために違うテーブルクロスをひいたりするスタンバイを行います。その日のうちにもう1度別の披露宴がある場合は、この片付けと①の会場セッティングを限られた時間で行わなければいけません(披露宴の間の片付けをどんでんと言います)。テキパキと積極的に動きましょう!
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