結婚式場や披露宴会場では、さまざまな職種の方が活躍しています。今回は、接客業・飲食店バイトに関心のある方向けに、披露宴を取りまとめる「キャプテン」の仕事や1日の流れについて紹介します!
目次
「ブライダルキャプテン」とは?
キャプテンは、簡単に言うと「披露宴の現場責任者」です。披露宴当日は新郎新婦に付き添いながら、披露宴に携わる全ての部門に指示を出し、スムーズに進行するようタイムコントロールを行うなど、重要な役割を果たします。
キャプテンを担当するのは、サービススタッフやアシスタントの経験が豊富で披露宴の流れを理解している人で、施設によってはウエディングプランナーが兼任することもあります。
それでは、キャプテンの仕事の流れを見ていきましょう。
ブライダルキャプテンの1日の流れ
①披露宴開始前(準備)
披露宴数日前から、キャプテンは披露宴の進行表に目を通し、当日の進行や演出、引き出物や料理の内容などを確認します。
当日は、全体ミーティングでスタッフに進行内容を伝え、さまざまな役割分担を決め、アシスタントとは細かい動きの打ち合わせを行います。会場設営では、テーブルのクロスの色は間違っていないか、全てのテーブルに花やキャンドルが設置されているかなど、万全な状態であるかをチェックします。披露宴準備も予定時刻までに完了させなければならず、キャプテンのタイムコントロールが必要です。
②披露宴の進行中
披露宴が始まると、キャプテンは新郎新婦を先導・サポートしながらも、披露宴がトラブルなく予定通りに進んでいるかを把握し、スタッフには次の演出や料理を出すタイミングを指示します。アシスタント経由でスタッフへの指示を伝えることもあるので、アシスタントとの情報共有も欠かせません。
スピーチや余興が長引くなどして披露宴の時間が押している場合は、祝電披露を短めにするなどのタイムコントロールを行います。
③披露宴終了後(片付け)
披露宴終了後は、会場を片付け次の披露宴の会場設営を行います。キャプテンはスタッフに指示を出すほか、望ましい状態に片付けられているかをチェックしていきます。片付けも予定時間までに終えなければならないので、作業の進捗状況を把握し、遅れている場所があればフォローに入ります。
キャプテンに求められることとは?
披露宴会場をまとめる司令塔であるキャプテンは、スタッフをけん引するリーダーシップやコミュニケーション能力、披露宴がスムーズに進行させるための時間管理能力や調整力、披露宴会場やスタッフ全体を俯瞰して見渡せる客観的視点など、とても多くのスキルを求められます。
責任やプレッシャーもありますが、その分、無事に披露宴が終了した時の達成感は大きいものです。また、スタッフの成長を見られる、お客様に喜んでいただけるなど、嬉しい瞬間も多く、とてもやりがいのある仕事といえます!
サービススタッフ・アシスタントの経験を積めば「キャプテン」を目指せる!
今回は、ブライダルバイトに関心のある方向けに、キャプテンの仕事や1日の流れを紹介しました。 接客業・飲食店に特化したバイト探しアプリ(サイト)「バリプラ」では、披露宴会場で料理やドリンクの配膳を行うサービススタッフやアシスタントの求人を多数掲載中です。サービススタッフやアシスタントの経験を積むことで、実際にキャプテンになることもできます! 興味のある方は一度体験してみてください。
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