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3月・4月はアルバイトの入れ替わり時期
3月から4月にかけて、ブライダル業界ではサービス部門アルバイトの入れ替わりが相次ぎます。昨年秋から年末にかけて業界内の稼働が回復したかに思えたものの、2022年に入ると冬の閑散期に加え、まん延防止等重点措置の影響もあり、再び低調に。3月下旬にまん防は解除となりましたが、すぐに繁忙期の3〜5月を迎えるとあって、サービススタッフの人員不足が懸念されます。
コロナ禍でアルバイト希望者は減少
従来のブライダル業界のアルバイト動向としても、1、2月の閑散期に在籍者の2~3割が働く機会が少なくなり離職、学生が卒業や進級を迎える3、4月は1年で最も入れ替わりの激しい時期です。さらに、(株)マイナビが2021年に実施した「大学生のアルバイト実態調査」によると、アルバイトをする大学生の割合は62.2%と、前年比で8.9pt減でした。コロナ禍で求人数が減って、アルバイトをしたくてもできない環境であったことに加え、飲食・サービスなど対面の接客アルバイトを避ける傾向もあり、業界でのアルバイト希望者はさらに減少しました。弊社でも、昨年秋の繁忙期の応募数は、2019年同時期の5割程度でした。
2022年春の人材確保は「+αの施策」を
昨年秋の繁忙期に採用、確保できたアルバイトスタッフの絶対数が少なく、卒業や閑散による離職を踏まえると、完全にコロナが落ち着いたとはいえないこの春は、例年以上の人員不足に陥る可能性も考えられます。配ぜん会社への依頼、直接雇用の求人媒体のみに頼った募集広告の掲載といった従来の採用スタイルだけでは人材確保は難しいことが予想され、「+αの施策」が必要になります。
「+α施策」としての提案は2点です。
①「オペレーションの変更」…少人数でも対応可能なオペレーションを検討すること
②「新たな人材供給先の確保」…フリーランスやギグワーカーや副業人材といった新たな層に対するアプローチ
フリーランス・ギグワーカー・副業人材を採用するには
2021年10月時点でフリーランス人口は1577万人(ランサーズ調べ)、うち接客サービス業界に従事する人は28%と3割近くと決して少ない数ではありません。フリーランスやギグワーカー・副業人材は、休みの日やスキマ時間を活用し、スマホで応募から採用までをワンストップで行えるアプリや求人サイトを使い、1日単位で仕事を探す傾向があるので、募集を行う側にも採用や勤務開始までの「迅速性」が求められます。従来の採用媒体や手法だけでなく、「新たな働き手の層に対する、新たな求人募集手段」を取り入れ、春の繁忙期の人材確保につなげましょう。
バリプラは、求人掲載・採用・勤務開始を迅速に
ホテル・ブライダルを筆頭に、接客業・飲食店に特化したバイト探しアプリ「バリプラ」では、1日単位で仕事を探すワーカー、業界経験者も多数在籍。求人掲載無料で依頼から最短3日後に求人掲載可能なので、急な欠員や既存供給先の人材不足時の補完的に活用できるほか、給与も最短翌日に支払われ、煩雑な日々雇用の労務管理もシステム内で完結します。
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