「サロン」とは、サロンエプロンのことで、ホテル、レストラン、ブライダル施設の披露宴会場で働くスタッフが身につけるエプロンです。サロンエプロンは、腰から下のエプロンで、ロング丈、ミドル丈、ショート丈など長さに種類があります。
今回は、初めて接客業・飲食店で働く方向けに、サロンエプロンの結び方と、あわせてネクタイの結び方もご紹介します!
目次
ホテル・ブライダルでのサロンエプロンの結び方
エプロンの結び方はさまざま種類がありますが、最もスタンダードなのが、これから紹介する「一文字結び」になります。シンプルでスッキリとした印象の結び方です。
多くのホテルやブライダル施設で、一文字結びが採用されています。
まずはこちらの動画で全体の流れを見てみましょう。
ここから細かく結び方を解説していきますね。
①固結びをする
まずはエプロンを腰に巻き付け、後ろで紐を交差し、前へもってきます。前で2回結び、固結びにしましょう。バイト中はたくさん動きまわるので、ズレないようしっかりと結びます。
②片方を折りたたむ
次に片方の紐を12~13cmほどに折りたたんでいきます。固結び後の紐のどちらかが長くなってしまっていたら、長い方を折りたたんでいきましょう。紐の長さによりますが、2~3回たたんでいきます。
③結び目の真ん中に束の中心を合わせる
固結びの結び目に、さきほど折りたたんだ束の中心がくるように重ねます。
④もう片方の紐を巻き付ける
束にしていないもう片方の紐を、上から下に、固結びの中に入れ込んで、束に巻き付けます。巻き付ける紐はしわを伸ばしておくと、見た目も綺麗に巻き付けられます。紐が全て巻き付けられるまで巻いたら、完成です!
ちなみに、サロンエプロンはロング、ミドル、ショートと、丈の長さが3種類あります。施設によって異なりますが、
ブライダルでは、女性はミドルまたはショート、男性はロング、
ホテルでは、女性も男性もロング丈の場合が多いです。
サロンエプロンは、多くの場合施設から支給されるので、自分で準備する必要はありません。事前に持っているエプロンで練習しておくと良いでしょう!
こんな単発バイトあります!
ネクタイの結び方
ホテル、披露会場、レストランなどのサービススタッフは、ネクタイを着用することも多いです。男性は学生服やスーツなどで結び慣れている方も多いかと思いますが、女性にはなかなか馴染みのないものなので、改めてご紹介しますね。
まずはこちらの動画で、全体の流れをチェック!
それでは、一つ一つの動作を詳しくご紹介していきます。
①シャツの襟を立て、ネクタイの細い剣先の小剣を短く、太い剣先の大剣を長くして首にかけます
②大剣側を上にしてクロスに重ねます
③~④大剣側をクロスの首元に通し前に出します
⑤~⑥大剣側を結び目の下に回します
⑦結び目に大剣側を巻き付けます
⑧大剣側を結び目の下から首元に出します
⑨首元から出した大剣を結び目の中に通します
⑩ 小剣を引っ張りながら結び目を上に上げます。シャツの第一ボタンが隠れるようにしっかりと締めましょう。
最後に結び目の形を整え、シャツの襟をなおせば、完成です!
ネクタイは勤める施設から支給されます。家にあるネクタイで事前に練習しておくと、当日焦らずできますよ!
ちなみに、ネクタイではなく蝶ネクタイをつけているアルバイトの方もいますが、キャプテンなどリーダーポジションの方が身につけている場合が多いです。初めてお仕事をする際は、一度ご挨拶しておくのも良いですね。
接客業・飲食店のバイト術は、社会で役立つこともある!
ホテル・ブライダルなどのフォーマルな業界では、今回ご紹介したようなネクタイの結び方のほか、正しい所作や言葉遣いなど、社会で役立つ技術をたくさん身につけることができます。学生アルバイトやフリーターの方、主婦の方が、新卒採用、中途入社、キャリア復帰をする際にも役立つことでしょう。
ホテル・ブライダルをはじめとする接客業・飲食店専門のバイト探しアプリ(サイト)「バリプラ」では、そんな社会で役立つ技術を身につけられるお仕事をたくさん紹介しています。あなたがスキルアップできる場所を、ぜひ探してみてください!
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