デリバリーバイトはどんな働き方ができる? メリットデメリットも解説!

デリバリーバイト 仕事内容

街中でもよく見かけるフードデリバリーや宅配の仕事。ひとくちに「デリバリーバイト」と言っても、働き方や配達方法もいろいろありますよね。
この記事では、そんなデリバリーバイトの基本的な仕事内容や働き方の違い、メリット・デメリットを解説していきます!

デリバリーバイトとは?

デリバリーバイト 仕事内容 働き方

デリバリーバイトは、飲食店の料理を注文先のご家庭やオフィスに届ける仕事です。注文が入ったら、調理された料理を受け取り、自転車や原付バイクなどを使って指定の場所まで配達します。
このバイトは、高校生や未経験の方でも始めやすいのが特徴です。基本的には料理を運ぶというシンプルな業務内容で、特別なスキルや資格は必要ありません。お客様に商品を渡し、代金の受け渡しを行ったら次の配達へ向かう、ということの繰り返しです。平日は比較的注文数が少なく、店舗に雇用されている場合は、配達以外にも店舗の業務を柔軟にサポートすることがあります。

どんな働き方がある?

デリバリーバイトの働き方には、2種類がありますので、それぞれ解説していきます。

【アルバイト】
ピザや寿司、ファストフードなどの店舗に所属し、決まったシフトで働くパターンです。配達がない時間帯はポスティングをしたり、店内の業務を手伝ったりします。
仕事に必要なスマートフォンやバイク、制服などは会社から支給されるので、準備の負担は少ないです。安定して働きたいという方におすすめの働き方です。

【業務委託】
個人事業主として働くため、配達1件ごとに報酬が支払われる出来高制です。シフトがないため、好きな時間帯で働けますが、安定して稼ぐことは難しいです。
仕事に必要なスマートフォンや自転車、バイクなどは自分で用意する必要がありますが、服装も自由なので柔軟な働き方ができます。単発や短期で稼ぎたい方におすすめです。

どちらの働き方も、1日だけ働くことができる場合があるので、スキマ時間を有効活用できますね。

必要な資格は? 研修はある?

配達には自転車やバイクを使うことが多く、バイクを使う場合は原付以上の運転免許が必要です。企業によっては免許の取得から〇ヶ月以上という条件があるため、応募する前に確認しておきましょう。
アルバイトの場合はマニュアルや研修制度が整っており、未経験でも安心して始められます。

業務委託の場合は、特別な資格は必要ありません。ただ、ほとんどの会社で登録条件を「18歳以上」としています。高校生でも条件を満たしていれば登録はできますが、高校生不可としている会社もあるため、確認が必要です。
また、18歳以上であれば22時以降も勤務はできますが、校則で禁止している場合もあるので、学校のルールもしっかりと確認しておくと安心ですね。

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デリバリーバイトの報酬の仕組みはどうなってる?

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デリバリーバイトは、アルバイトとして雇用される場合と、業務委託で働く場合で、報酬の仕組みが大きく変わってきます。ここでは、それぞれの違いや特徴を解説していきます。

雇用される場合

店舗やデリバリー代行会社にアルバイトとして雇用された場合、報酬は時給制です。配達件数に関係なく、勤務時間に対して一定の給与が支払われるため、配達件数に左右されず、安定した収入を得ることができます
時給はおおよそ1,000~1,300円程度(※求人ボックス/求人統計データ)が一般的です。配達手段が自転車かバイクかによって変わることもあり、自転車よりもバイクや車での配達のほうが高めに設定されています。これは、バイクや車の運転には免許が必要であり、交通事故のリスクも伴うからです。

時給制の働き方の場合、注文がない待機中の時間であっても給与が発生するのが基本ですが、待機中も時給が発生する分、配達以外の業務を任されることがあります。例えば、チラシのポスティングや店内の片付け、簡単な補助作業などですが、デリバリー以外にも柔軟に対応できる姿勢が求められます。

業務委託の場合

業務委託としてデリバリー業務を請け負う場合、報酬は出来高制になります。時給ではなく、1件あたりの配達に対して報酬が支払われる仕組みです。報酬の内訳は「基本料金+受け渡し手数料+配達距離による加算」という形で設定されていることが多く、単純に1件〇円という固定額ではありません。長距離での配達や特定の条件を満たした場合には、追加のボーナスがつくこともありますよ。

このような出来高制の働き方を時給換算した場合、おおよそ1,000~3,000円程度になりますが、これは配達の件数や地域、時間帯によって大きく変わってきます。例えば、注文が多いエリアや時間帯に稼働すれば効率よく収入を得られますが、受注が少ない時間帯や地域で稼働しても思うように稼げないこともあります。
働きたい時間と需要が一致しない場合は収入の安定は難しいため、自分のスケジュールと配達エリアの特性をうまく見極めることが大切です。

デリバリーバイトのメリットとデメリット

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デリバリーバイトは一般的なアルバイトに比べると、時給が高めに設定されているので、効率よく稼ぎたい人にとっては魅力的な選択肢ですよね。ただ、気を付けたいポイントもあります。
ここでは、デリバリーバイトのメリットとデメリットを踏まえて、どんな人に向いているのかをご紹介していきます。

メリット

デリバリーバイトには、ほかのアルバイトにはない魅力がいくつかあります。代表的なメリットを5点ご紹介します。

①高収入が期待できる
デリバリーバイトは他のバイトに比べると、時給が高めに設定されていることが多いです。業務委託の場合は配達件数に応じて報酬が増えるため、頑張り次第では高収入を狙うこともできますよ。

②自分のペースで働ける
業務委託のデリバリーバイトは案件ごとに稼働する働き方のため、自分のペースで働くことができます。時間に縛られず、無理なく働けるため、精神的に楽だと感じる方も多いです。

③スケジュールが自由に決められる
業務委託の場合は自分でアプリを使って好きな時間に稼働できるので、スキマ時間を有効活用でき、本業との両立にもぴったりです。アルバイトの場合はシフト制ではありますが、比較的希望に沿った時間で働くことができますよ。

④いい運動になり楽しい
動いている時間が長いため、配達をすることで運動不足の解消になったり、気分転換になったりするという声もあります。体を動かしながらお金がもらえるので、仕事をしながら体を動かす習慣が身につくのもメリットの一つです。

⑤人との関わりが少なく、気楽に働ける
デリバリーバイトは基本的に一人で配達に出ます。お客様やお店のスタッフとのやり取りも最小限のため、接客に苦手意識のある方にもおすすめできる仕事ですね。

デメリット

デリバリーバイトには魅力的なメリットがありますが、働くうえで気を付けたいポイントもいくつかあります。デメリットについて、5点ご紹介します。

①交通事故のリスクがある
配達中は、配達手段に関わらず交通事故のリスクがあります。時間内に商品を届けようと焦ってしまうと、事故のリスクが高くなるため、急ぎすぎないように心がけましょう。
スマートフォンの操作は停車時に行い、スピード違反をしないように安全第一で取り組むといいですね。

②トラブル対応にプレッシャーを感じることがある
配達の遅延や商品の破損など、トラブルが起きた場合自分でお客様対応を行う必要があります。特に業務委託の場合はサポートが少ないため、冷静に対応することが求められます。

③天候による影響が大きい
雨や雪、風の強い悪天候の日はデリバリーの注文が増える傾向があります。暑さや寒さへの対策は必須ですが、どんな悪天候でも責任をもって商品を届けなければいけません。

④時間に追われるプレッシャーがある
注文を受けてから配達完了までの時間が限られているため、時間を意識して働くことが求められます。ピーク時は配達件数が増えるため、効率よく働けないと、報酬が見合わないと感じることもあります。
こうした時間的なプレッシャーが精神的に負担だと感じる方もいます。

⑤道に迷うリスクと時間管理の難しさがある
配達先へは、地図アプリなどを利用して向かいますが、分かりにくい場所だと迷ってしまうことがあります。方向感覚に自信がない人はこまめにルートを確認しながら進みましょう。
事前にルートを確認した上で、地図アプリを活用するのが安心ですね。

デリバリーバイトに向いているのはどんな人?

飲食店 バイト デリバリー 向いている人

デリバリーバイトは誰にでも挑戦しやすい仕事ですが、どんな人に向いているのでしょうか。
ここでは、デリバリーバイトに向いている人の特徴を4つご紹介します。

  1. 時間の使い方がうまい人
  2. 責任感を持って仕事に取り組める人
  3. 地理感覚が強い人、道を覚えるのが早い人
  4. アクティブに働きたい人

配達時間を守ることはもちろんですが、ピークタイムにも効率よく複数の配達をこなす必要があります。段取り良く動ける人や、どんな状況でも冷静に対応できる人が向いていると言えますね。
また、商品を丁寧に扱うことや責任感をもって「必ず届ける」という気持ちで働くことも必要です。初めての場所や複雑な構造の建物への配達もあるため、土地勘があると有利です。さらに、道を覚えるのが早い人や道路の混雑状況に応じてルートを変える判断力がある人にも向いています。
デリバリーバイトでは、仕事中は動いている時間がほとんどなので、運動が好きな人やアクティブに働きたい人にもぴったりです。バイトをしながら、健康維持や体力づくりができるのも魅力ですね。

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デリバリーバイトについてご紹介してきました。メリットもデメリットもいくつかありましたが、体を動かすのが好きだという方にはおすすめのバイトです。
時給が比較的高めに設定されていることが多く、シフトの自由度も高いため、人気のあるお仕事ですよ。

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